誰かに「無理しないで」と声をかけられたら、あなたはどんな風に思いますか?
「ありがとう」でしょうか?それとも「そんな無理しないでって言われても無理するしかないんだけど」でしょうか?
こちらの記事では
・「無理しないで」にはこんな別な言い方もあるよ!
以上のことをご紹介しています。
普段なんとなく使っている言葉でも、人によってその言葉に込められる意味は違ってきます。でも「無理しないで」と言われたら、素直に「この人は優しい人なんだな」と受け止めていいはずですよ!
もくじ
「無理しないで」を使う人の心理とは?

心配している
例えば、熱を出したまま会社に行ってふらふらになっている時、「大丈夫?無理しないでね」と言われた経験はありませんか?
明らかに体調が悪いのにそれでも頑張っている人に向けての「無理しないで」という言葉は、本当に相手を心配しています。
無理をして今以上に悪くなって欲しくない、という思いが込められているのです。
そして、体調が悪い時の「無理しないで」という言葉に裏はないはずです。
なので、体調が悪い時に周りにそんな言葉をかけてもらえたら素直に甘えて、無理をせず休息をとるなどして体をいたわりましょう。
しかし、中には「無理しないで」は口先だけで、実際にはそんな気持ちはないまま「無理しないでね」言ってくる人がいるかもしれません。
(「無理しないで」と言われたので休んでいたら、文句を言う人がいたりしますよね・・・)
そんな人は要注意です!今すぐその人から距離をおくか、その人のいない環境へ移った方がいいでしょう。
気を遣っている
自分は忙しいけれど、何とか相手のスケジュールに合わせようとしている時に言われる「無理しないで」は、「別な日でも大丈夫ですから無理はしないでね」と気を遣ってくれている言葉です。
こういう時に「無理しないで」と言われて、「え?来なくていいってこと?」と否定的に捉える人もいるかもしれませんが、無理をされる方が困ると相手は思っています。
なので、相手を困らせないためにも「無理な場合は無理」、そうでない場合は無理ではないことを伝えると相手も安心してくれるでしょう。
「無理しないで」と言ってくれていてもスケジュールをこちらの都合で変更する場合は、相手に対する配慮が必要ですね。
相手に好意がある
「無理しないで」とやたらと声をかけてくる人(特に男性から女性に声をかける場合が多いかもしれませんね)は、あなたに好意を持っている可能性があります!
その「無理しないで」は、『無理しないで自分を頼ってほしい』という気持ちと『心配なので無理はやめて欲しい』という気持ちが表れています。
こちらも好意を持っている人から言われるのは大歓迎ですが、何とも思ってない人から頻繁に「無理しないで」と言われても困ってしまいますね・・・。
「頑張って」の代わり
受験勉強や資格試験の勉強を必死にやっている人に向けて、「頑張って~」という言葉をかけることがあります。これは頑張れと言う言葉でその人を励ましている訳ですね。
「無理しないで」も時と場合によっては、励ましの言葉になります。
勉強している人に向けての「無理しないで」は、『体を崩さないように無理しないで頑張れ!応援してるぞ!』という意味が込められているはずです。
また、子育てや仕事に頑張り過ぎて体調を崩してしまうママをスーパーウーマン症候群などと言ったりしますが、そんなママに向けての「無理しないで」も、『子育て頑張って!でも自分の体に気を付けて苦しい時は誰かを頼るんだよ!』という気遣いが込められています。
子育て中のママに「無理しないで」と声をかけてくれる人は、とても気持ちが優しくてありがたいですよね。
口癖になっているだけ
中には、「無理しないで」がただの口癖になっている人もいます。
誰にでも「無理しないで」を特に感情もなく言っているのであれば、それはただの口癖である可能性が高いでしょう。
ただし、相手に何か言わなくちゃかなという思いから「無理しないで」と声をかけていることもあり、少なからず気を遣っているのは確かです。
ここまで「無理しないで」という人の心理をご紹介してきましが、「無理するなと言われても無理するかないんだけど(怒)」となぜか言われて頭にくることもあるんですよね(きっと相手は怒らせるつもりじゃなく言ったのに・・・)。
私もよく「無理しないでね」を使ってしまいますが、その言葉を他の言葉に言い換えることはできないのでしょうか?
「無理しないで」を言い換える言葉とは?

気楽にね
英語で『Take it easy(気楽にね)』という言葉がありますが、この言葉は日本語の「無理しないで」の意味に当てはまるのではないでしょうか。
『肩の力を抜いて』というニュアンスも入っている「気楽にね!」という言葉は、休みなく根詰めて仕事をしている人や、気持ちに余裕がない人に向けて励みの言葉になりそうですね。
でもこの「気楽にね!」は目上の人に使うと失礼になるかもしれませんので・・・仲間内や目下の人に使うようにしてくださいね。
程よく適度に
程よく適度にという言葉は、『自分の力の70パーセントくらいの力で余裕を持たせてね~』という意味が込められています。
この言葉は誰かに声をかける時はもちろんですが、自分自身にも「程よく適度に」と言い聞かせることで余裕を持って仕事に取り組めたり、焦らず冷静に行動できたりします。
無理しないでと言われたけどどうしても無理しなくちゃいけない時、そんな時は「適度に程よく」の言葉を自分自身にかけてあげましょう。
等身大で
等身大とは、そのままの自分ということです。
そのままの自分ということは、格好をつけたり着飾ったり背伸びをしていないということです。つまり「無理しない」という意味になりますね。
明らかに無理をしていて苦しそうな人へは、「等身大で」という言葉を使うと、無理をしていたことに気付けるかもしれません。
いずれの言葉も、相手を思いやる言葉ですね。曖昧な表現も多い日本語ですが、相手を思いやる表現が多くあるのも日本語です。
相手と時と場合にあった思いやる言葉を、これからもかけてあげたいですね。
まとめ
- 心配している
- 気を遣っている
- 相手に好意がある
- 「頑張って」の代わり
- 口癖になっているだけ
- 気楽にね
- 程よく適度に
- 等身大で
私も何気なく「無理しないで」と使ってしまっていましたが、その受け止め方は人それぞれだということがわかりました!
でも、嫌いな人には少なくても「無理しないで」とは声をかけないと思いますので、「無理しないで」と言われたら素直に「ありがとう」と受け止めていいのかなと個人的には思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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