コギャルという言葉をご存知ですか?1990年代に流行った言葉ですが、私の周りにもコギャルと言われる方々がその当時いましたので、私もコギャル世代なんです(私自身は地味な高校生でした)。
でも何だか最近ではほとんど耳にしなくなったコギャル・・・。コギャルって今もいるのでしょうか・・・?
そこでこちらの記事では
・コギャルの具体的な特徴は?
・コギャルだった人たちって、どんな大人になっているんだろう・・・
以上のことを知ることができます。
コギャルを知らない人は、今とは違った女子中高生の姿に「へぇ~」となるかもしれませんし、コギャル世代の皆さんは「懐かしい~」と思えるかもしれません!この機会に、女子中学生の歴史に触れてみてはいかがでしょうか?
もくじ
コギャルはどんな人のこと?

コギャルとは『高校生のギャル』を略した言葉です。
1990年代に流行ったコギャルですが、その発端は1970年代に派手な最先端のファッションをする『ギャル』と呼ばれる女性たちでした。
そのギャルの格好をした高校生のことを、コギャルと呼ぶようになったそうです。
ちなみにギャルとは英語でgalと書くのですが、若い女の子を指す意味は同じですが、日本語のギャルとは違った意味合いなんだそうです。
英語のgalは年齢高めの方がよく使う言葉のようで、日本語で言えば「お嬢ちゃん」というような意味合いになるようですよ!
コギャルの特徴とは?

茶髪
当時のコギャルのヘアスタイルと言えば、かなり明かるめの茶髪にしたロングヘアー、ハイトーンのメッシュ、などが流行っていました。
そして制服は必ず着崩して【こなれ感】を出すのがポイント!
これが当時の女子中高生の最先端ファッション、と言っても過言ではなかったですね。
日に焼けた肌にルーズソックス
お外で日焼けしたのか?またはきちんと日焼けサロンで焼いていたのか?はわかりませんが、コギャルはみんな黒い!という印象でした。
コギャルはその日焼けした肌に、白のルーズソックス(レッグウォーマーのようにたるませて履く靴下)と黒のローファーを合わせるのが基本的なスタイルです。
ちなみにルーズソックスのずれ落ちを防止するため、足に直接ぬるずれ落ち防止の糊(ソックタッチ)も同様に流行りました!
![]()
引用元:白元アース
派手なメイク

今の女子中高生も、メイクを楽しんでいる人(しかもみんなすごく上手い・・・!)は多いですよね。YouTubeにもメイク動画がたくさんアップされていますしね。
当時のコギャルもメイクをするのは基本スタイル!
最大の特徴は、目の周りを白く縁取ることと、ホワイト系のリップです。
そうすることで目を大きく見せて、ホワイト系のリップを使って抜け感を出していたのかもしれません。
つけまつげを付けたパッチリアイメイクは、この頃から流行っていましたよ!
ミニスカートに厚底ブーツ
靴底が厚いブーツは当時の流行りでした!厚底ブーツにはミニスカートを合わせるのが定番で、かなりの足長効果が期待できるファッションですよね。
ちなみに、厚底ブーツの高さは15cm~20cmくらいのものが流行りでしたね。かなりの厚底なので、履きなれずに足首を捻挫する人もいたようです・・・。
コギャル語
いつの時代も、女子中高生中で独自に作られた言葉が流行りますが、この時代にもコギャル語がありました!
例えば、
【MM】
「マジでむかつく」の頭文字をとって略した言葉。
【MK5】
マジで切れる5秒前という言葉を略したもので、「頭にきていて、もうすぐブチ切れそう」という意味。
【チョベリバ】
超ベリーバッドを略した言葉。「物凄く悪い」という意味で、髪型が決まらない、電車に乗り遅れたなど、気分を害した時に「チョベリバ」を使う。
【借りパク】
「借りたものをパクる」を略した言葉で、借りたものをそのまま返さないで、自分のものにしてしまうこと。
【チョコンバ】
「超コンディションバッド」の略で、とても状態が悪いこと。
コギャル言葉は当時話題になりましたが、今はもっと複雑になっていますよね!
その時代によっていろいろな言葉が、若い人たちの間で作られているというのはすごいことです。
ここまでコギャル言葉やファッションなど、コギャルについて紹介してきました。
そのコギャルも時代と共に薄れて、その当時のコギャルを見ることは今ではほとんどないですよね・・・。
今現在、元コギャルはどうしているのでしょうか?
そして、コギャルは今でも存在するのでしょうか!?
次からはコギャルだった人たちの今!を紹介してきましょう。
元コギャルの今とは?

あの当時、コギャルとして雑誌やテレビで人気だった方々は、小麦色の肌から現在は白い肌に変わり、デザイナーやモデルとして活躍している方が多いようです。
また、子育てをしながら仕事に励んでいる方も多いようですね。
また元コギャルの方々は、大人になったコギャル世代の方々に憧れるような仕事をしている方が多く、年をとってもカリスマ性は健在でした!
そしてコギャルは今も存在するのか?ということですが、現役の高校生がコギャルとして存在することは、ほとんどないようです・・・。
しかし!昔を懐かしんで、成人した人がコギャルの格好やメイクをコスプレ感覚ですることは今もあり、『高校生ギャル』ではなくて、コギャルの格好をしている人たちをまとめて『コギャル』と呼ぶようです。
形は少々変わりましたが、今でもコギャルは存在していました!
まとめ
『高校生のギャル』を略した言葉。
- 茶髪
- 日に焼けた肌にルーズソックス
- 派手なメイク
- ミニスカートに厚底ブーツ
- コギャル語(MM、MK5、チョベリバ、借りパク、チョコンバなど)
小麦色の肌から現在は白い肌に変わり、デザイナーやモデルとして活躍している方もいる。
そして、コギャルの格好を楽しむ大人たちを『コギャル』と呼び、形も変えてもコギャルは存在していたということもご紹介しました。
個人的な意見ですが、コギャルはみんな元気で明るい人が多かったです!病気をしたとか具合が悪そうにしている人は見ませんでしたし・・・。みんな若くて健康だったんだなぁとしみじみ感じます。
コギャルとはもはや、日本の文化です!この文化が長く続いて行くといいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
[…] ★こちらの記事もおすすめです! コギャルの特徴とは? […]