- 課題評価ってよく聞くけど、どんな意味なんだろう?
- 課題評価を自分でしている人ってどんな人なのかな?
自分で自分を過大評価する人はちょっとウザがられるかもしれません・・・。
実際にあった、自分自身を過大評価する人の話を織り交ぜながら、過大評価の意味や過大評価する人の特徴についてご紹介していますので、さっそくご覧くださいね!
過大評価とは?

過大評価という言葉には、【実際のことより高く評価すること】という意味があります。
例えば、職場の社長に「キミはできる社員だと思っていたよ!」と言われた時に、「社長、それは過大評価しすぎです。私はただ誰よりも努力をしただけなのです。」と言うように、人から実際よりも高い評価を受けて謙遜する場合にも使ったりしますね。
また、似た言葉に『買いかぶる』という言葉もありますが、過大評価と同じような意味です。
他人から過大評価をされると日本人なら謙遜したくなりますが、自分で自分のことを過大評価する人もいるんですよね。
そんな過大評価する人ってどんな人なのでしょうか?
次からは課題評価する人の特徴をご紹介していきます!
自分を過大評価する人の特徴

能力はないが自信はある
自分を過大評価する人は、自信があって偉そうなことを言うのに、実際には何もできないという特徴があります。
例えば職場で、何もできないくせに偉そうなことばかり言ってきたり、仕事がまるでできないのに態度はでかい、という人がいませんか?
また、過大評価する人の中には、トラブルがあった時には何もしないで他の人にトラブルを解決してもらい、その手柄を自分のことのように話す人もいますね。
そのような人は、自分はできると思っている口だけの人なのです。
言い訳をする
仕事や人から頼まれたことができなかった時など、自分を過大評価する人はできなかったことに対して言い訳を並べます。
言い訳をしないで正直なことを言えばいいのですが、自分のことを『想像以上にできるヤツ』と思っているので、できなかったことや失敗を自分で受け止めることができないのです。
言い方を変えれば現実を見ていない、と言えますね。
失敗が怖い
自分を過大評価する人は、実は失敗を恐れています。
それは、『想像以上にできるヤツ』という自分の自信が崩れてしまうのが怖いのです。
このようなタイプは、失敗=ダメなヤツという考えがあり、自分は失敗なんかしないと思っているので、失敗した時には精神的な落ち込みが凄まじいでしょう・・・。
私が以前働いていた福祉の職場にも、自己評価の高い男性職員(Aさん)がいました。
Aさんは、私よりも年上でその職場では私よりも長く働いているので、Aさんが自分自身を過大評価していても特に何も思いませんでした。
でも、ある時、Aさんのプライドを傷つける出来事が起きました。
実は、私はAさんよりも福祉の仕事経験は長く(職場を転々としましたが・・・)、上司の命令でそのAさんに、ある利用者の方に対しての介護方法を教えなければならない時があったのです!
上司の命令なので断れませんでしたし、責任をもってAさんに教えましたが、少し難しい介護の方法だったので「もしわからなければ聞いてくださいね!」と私がAさんに言ったのが悪かった・・・。
その時Aさんは「僕、失敗しないんで!(引きつった笑顔)」と私に言い放ったのです!
どこかのドラマで聞いたセリフそのままでした!
そしてAさんからは「自分は失敗しないのでわからないところとかないし、そもそもあなたに教わること自体おかしい話なんですよ、本当は。」と言いたい気持ちが伝わってきましたし、Aさんは今にも爆発しそうだったので、私は自分の役割を終えてその場を速やかに立ち去りました。
その後、Aさんは自分自身を過大評価していて正しい介護の方法を身に着けずに対応したため、利用者さんが不快感を示し、結局Aさんはその利用者さんの介護に入る回数を減らされてしまいました。
失敗を恐れずにそれを糧にできていれば、過大評価をしても誰もが「あの人は本当にできる人だね!」と納得してくれるはずです。
失敗を恐れるということは、それ以上先には進めない(成長できない)ということですね。
他人を過小評価する
自分を過大評価する人は、他人にはその反対で過小評価(実際よりも低く評価すること)しがちです。
私が以前福祉の職場で働いていた時の自分自身を過大評価するAさんも、他の人(特に私)に過小評価をして、そのことをなぜか上司に報告するような人でした。
周りの人を過小評価し、自分のことを持ち上げて安心したかったのかもしれませんね。
必要以上の過大評価は自分の成長にはつながらず、仕事や収入にも影響することがあります。
自分自身の能力を見極めるというのも大切なことですね。
まとめ
【実際のことより高く評価すること】
- 能力はないが自信はある
- 言い訳をする
- 失敗が怖い
- 他人を過小評価する
自分自身を過大評価することは決して悪いことではありませんが、行動が伴わなければ口だけで終わってしまいますね。
『想像以上にできるヤツ』という過大評価があっても、失敗から多くのことを学んで成長できれば、本当の意味で『想像以上にできるヤツ』になれます!
自分の能力を正しく理解し、それを超える行動をしていきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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