- 誰かに親切にしたら、お礼や感謝の言葉を期待してしまう
- お礼や感謝の言葉が言えない人に腹を立ててしまって、人に優しくできない
こちらの記事では、見返りを求めない方法7選!をご紹介しています。
相手に期待しないことや、自分の行動に満足する、というような具体的な見返りを求めない方法をご紹介していますので、ぜひ参考にご覧下さいね!
もくじ
見返りを求めない人になるにはどうしたらいいの?

①心に余裕を持つ
心に余裕を持つと、見返りを求めることや相手の反応を気にすることもなくなります。
例えば、宝くじが当たった時ってワクワクが止まらないと思うのですが、そんな時にお店のレジで知らないおばさんに横入りされても、たいして気にしないと思うのです。
それは心に余裕があっておばさんに横入りされたイライラよりも、宝くじが当たったワクワクの方が勝っているからです。
他にも、好きなサッカーチームが勝ったのでその嬉しさで友人にご飯を奢ってお礼がなくても、「どうして奢ったのにありがとうを言わないんだよ!」とはならないはずです。
相手からのお礼とかはどうでもいいんです、大好きなサッカーチームが勝った喜びを分かち合えればそれでいいんです!
ワクワクや嬉しさで心が満たされているということは、心に余裕ができている証拠です。
そうなると、相手からの見返りは考えなくなりますよ。
②自分のしたことに満足する
自分の起こした行動に満足をすることで、見返りを求めなくなります。
見返りを求める人は、【自分の起こした行動+相手からの感謝・謝罪・お礼】がないと満足できません。
つまり、【お店のトイレが汚れていたので掃除しておいた+お店側からのお礼や周りの人からの称賛の声】などを期待しているのです。
そんな時は、【お店のトイレが汚れていたので掃除しておいた】という行動をした自分自信を褒めて、良いことをしたということで自分にご褒美を買ってあげると、行動に対して満足できますよ。
そうすることで心が満たされますから、見返りを気にしなくなるでしょう。
③相手に期待をしない
見返りを求める人は、「私が相手に親切をしたら相手も私に親切にするべき!」という期待があり、それを相手がして当たり前だと思っています。
私も相手につい期待してしまう所がありまして・・・、友人の誕生日を盛大に祝ったので友人も私の誕生日を盛大に祝ってくれるだろうと密かに期待していたら、実際には私の誕生日すら忘れられていたとか(これはちょっと寂しいですけどね・・・)。
相手に何も期待せずにいれば悲しむこともなかったですし、「友人が喜んでくれてよかった!私も嬉しい!」ということで満足をしていれば、お互いに気持ちの良い思い出となったでしょう。
相手に「こうであるべき!」という期待は、どんな時も持たない方がいいですね。
④信頼残高を増やしていると考える

信頼残高という言葉を聞いたことがありますか?
信頼残高とは、銀行にお金を預ければ残高が増えますが、それと同じように信頼も良いことを積んでいけば信頼残高が増えて相手から信頼してもらえる、という仕組みです。
相手に良いことをした、ということは相手に信頼残高を貯めたことになります。
信頼がたくさん貯まっていれば、その信頼が『約束を守れなかった』などの理由で引き出されても、いつも信頼できる行動をしている人なら少しくらいの失敗は大目に見てもらえるなど、関係も悪くならずにすむのです。
相手に見返りを求めるのではなく、信頼残高を貯めているだけ!と考えましょう。
⑤誰かにしてもらった親切の恩送り
『親切の恩送り』というのは、親切にしてもらった相手に親切を返すのではなく、誰かに親切にしてもらったら別な誰かに親切をして、恩を周りに送っていくということです。
2000年に公開されたアメリカ映画に「ペイ・フォワード(Pay it forward)」という周りの人に恩を送るというストーリーの映画がありましたが、アメリカのスタバでは実際に、見ず知らずの人にコーヒーを奢ったことで、思いやりの輪が広がるということが実際に起きました。
コーヒーを奢った人は、実は過去に知らない人にコーヒーを奢ってもらって嬉しかった経験から、「自分も知らない誰かに恩を送ろう」と行動したんだそうです。
コーヒーを奢ってもらった人は涙を流して感謝をし、奢った人も喜んでもらえて更に嬉しい経験をしたようです!
『知らない誰かにコーヒーをご馳走しよう!』ということではありませんが、誰かにしてもらった親切を知らない誰かに送るってすごく粋な行為で、ステキではありませんか?
誰かに親切にしたら自分に対しての見返りを求める代わりに、その相手がまた違う相手に恩送りをしてくれるように密かに願うと、「何だか良いことをした!」と思えるようになりますよ!
⑥見返りをもらうだけの価値ある行動をしたのかどうか
見返を求めてしまう時、その行動が相手にとって価値のある行動だったのか、少し考えてみてくださいね。
例えば、付き合っている彼氏に彼女が料理を作ってあげようと、親からお金をもらって食材を買い、彼氏の家で頼まれたわけでもなく、ただ喜んでくれるだろうという思いで料理を作りました。
しかし彼氏は、「美味しい」とも「ありがとう」とも言わずに黙々と食べています。
彼女としては「すごく美味しい!こんなにおいしい料理を作ってくれてありがとう!」という彼氏からの言葉を少なからず期待していたので悲しいでしょうし、一生懸命作ったのに彼氏の反応の薄さに腹も立ってくるでしょう。
でも、彼女が作ってくれた料理は、彼氏にとってどれほどの価値があったのでしょうか。
彼女が自分の親からもらったお金で食材を買い、彼氏の家の光熱費をガンガン使って頼んでもない料理を作ったことが、彼氏にとっては価値に値しなかったのでしょう。
これは極端な例ですが(こんな素っ気ない彼氏は私も嫌ですし・・・)、人によって価値観は違います。
なので、見返りを求めないためには、相手が喜んでくれると思ってしたことが実はそうではない、ということが世の中には結構ある、ということを知っておきましょう。
相手のとって価値のないことはただのお節介になりますし、それに対して見返りを求めるとお互いの関係が悪くなる場合もありますので気を付けましょう。
⑦相手の喜びは自分の喜びにつながっている
誰かに親切にした時、相手が喜んでいることが一番嬉しい!と思えばそれが相手からの見返りになり、親切にした側も満足できるのではないでしょうか。
親切にしてもらった人は気分がいいので、他の人にも気分良く接して、幸せの輪が広がっていきます。
実際には幸せの輪がつながってくのが目に見える訳ではありませんが、誰かに親切にすると、それがラッキーなこととなって忘れた頃に自分に巡ってくることは結構ありますよ。
誰かに親切にしたら「これでいつか自分にラッキーなことが起きるな!」と考えればいいですし、ラッキーなことがあったら、「それはあの時の親切なんだな!」と思えばいいのです。
見返りは巡り巡っていつか自分に来るものだと考えていると、見返りを求めずに周りの人に心から親切ができるのではないでしょうか。
まとめ
- 心に余裕を持つ
- 自分のしたことに満足する
- 相手に期待をしない
- 信頼残高を増やしていると考える
- 誰かにしてもらった親切の恩送り
- 見返りをもらうだけの価値ある行動をしたのかどうか
- 相手の喜びは自分の喜びにつながっている
肝心なのは、いつでも心に余裕をもって過ごすということです。
相手の幸せは自分の幸せにつながっているという気持ちで、心に豊かさを持ってお過ごしくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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