ニュースでは毎日のように悲しい事故や事件、人との永遠の別れを報じています。
自分には全く関係のない事柄でさえ、相手の気持ちを思ったら悲しくて胸が痛む、なんて方も多いのではないでしょうか。
そしていざ、自分の身に悲しい出来事が起こった時、乗り越えるのが辛くて辛くてどうしようもない・・・と感じたことはないでしょうか?
こちらの記事では、悲しみを乗り越える方法を5つご紹介しています。
悲しみを乗り越えようと無理に明るく振舞う必要はなく、悲しみに浸ることが自分を癒すことにもつながるんですよ。
それではご覧下さいね。
もくじ
悲しみを乗り越える方法

①とことん悲しみに浸る
悲しい時には、他のことが手につかなかったり考えられないくらい、気分が落ち込むと思います。
悲しい気持ちになる理由には、
- 会社で上司に失敗して怒られた
- 会社で上司や仲間に裏切られた
- 友人や恋人と離れ離れになってしまった
- 大切なペットが亡くなった
- 大切な人との永遠の別れ
そんな時は、悲しい気持ちに思いきり浸りましょう。
悲しい時には無理に明るい音楽を聴かなくていいし、気持ちを切り替えようとしなくていいんです。
悲しい時には、悲しい音楽や暗い曲の方が気持ちを落ち着かせることがわかっており、明るい音楽や無理に気持ちを切り替えるのは逆効果になります。
私も以前、愛犬が亡くなった時は2日ほど泣き通しました。犬とは言え、一緒に過ごしたペットとの別れは辛いものですね・・・。
でも、しばらく悲しみに浸ったことで気持ちも落ち着き、その行動が自分を納得させたように感じます。
気持ちを切り替えないと!とは思わずに、悲しいという感情に素直に従ってみてくださいね。
②自分を大切に優しく接する
悲しい時ほど、自分のことを大切に、そして最大限に優しく接しましょう。
具体的には『自分が少しでも辛いと感じることはしない』ということです。
周りの人に「元気出して!」とか「気晴らしにどこか行かない!」と言われても、自分が嫌だとか辛いと感じたら、相手の誘いをお断りしましょう。
無理に乗り越えようとしたら、あとあとその反動が来て、もっと悲しく辛い気持ちに襲われるかもしれません。
相手の要望に応えられないことに申し訳ないと感じるかもしれませんが、今大切なのは、悲しみで傷ついている自分自身の回復です。
悲しみにより体も心も傷ついているのですから、その時ばかりは自己中になっても、悲しみという感情に素直に応じて体と心の回復を待ちましょう。
③一人で過ごさない

悲しい気持ちになった時には「一人にしておいて!」と思う方もいるかもしれませんね。
でも「一人にしてほしくない」と感じる方は、ぜひ周りの人に助けを求めてください。
もしかすると、周りの人も「大丈夫?」と声をかけてくれる人がいるかもしれません。
そのような時には、相手に自分のしてほしいことを伝えましょう。
そうすることで、相手もあなたのことを助けることができるのです。
例えば『話を聞いて欲しい』とか『落ち着くまで側にいて欲しい』など、自分のしてほしいことを相手に伝えてみてください。
とは言っても、悲しい時には他のことが考えられない状態になる場合も多いです。
なので『私がこんなに悲しんでるんだから、どうすればいいかわかるでしょ!?』と、親切に声をかけてくれた人に対して怒りを表す場合もあると思います。
この場合は、怒りの下にある『悲しみ』や『落胆』といった感情(これを二次感情と言います)を表したいのに、それを怒りとして表してしまっているのが原因です。
自分の感情に正直になり、それを伝えて周りに助けを求めることが大切になります。
④同じ仲間を見つける
自分と同じ気持ちになっている、または経験したことのある人がいるとわかれば、辛い思いをしている人は私だけではないと思えて、心の傷は癒されます。
今はネットで色んな人と繋がることもできるので、同じような境遇の人を見つけてお互いに励ましあい、勇気づけて悲しみを乗り越えることもできるでしょう。
私の愛犬が亡くなった時も、私はネットで『ペットの死』『辛い』などとよく検索しました。
そこで同じようにペットを亡くされた方の体験談を読んで、とても励まされて勇気づけられたことを覚えています。
自分一人ではないと考えることができれば、心は少しでも楽になれるのではないでしょうか。
※感受性が豊か過ぎて色々なことに刺激を受けすぎていることもあります。
(私は感受性が豊かな方なので、受けなくてもいい刺激を受けてしまうことが多々ありますが・・・)
感受性が豊かな人について気になる方は、以下の記事も読んでみてくださいね。
⑤専門家に頼る
悲しみからいつまでも回復できなかったり、辛くてどうにかなってしまいそうなほどダメージを受けている場合は、専門家に頼るのも一つの方法です。
心療内科などの専門機関や心理カウンセラーに頼り、適切な処置をしてもらうことで、辛い気持ちから回復できる場合も多くあります。
悲しみがきっかけで心の病気にかかっていることもあるので、どうしようもなく辛い場合は専門機関に受診をおすすめします。
悲しみはとても大切な感情の一つ!

悲しみを感じると、同時に辛さも感じると思います。
辛いのは誰だって嫌ですから、悲しみを感じたくはないはずですよね。
しかし、悲しみという感情は私たちにとって、とても大切な感情の一つになります。
悲しみを感じるからこそ自分に優しくなれたり、仲間の存在ってありがたいな、と感じたりするわけです。
悲しみを感じるのは辛いですが・・・私たちには必要な感情で、私たちが生きている証でもあります。
いつかは悲しみを乗り越えられる時が必ず来るので、自分の感情に素直に従って静かにその時を待ちましょう。
まとめ
- とことん悲しみに浸る
- 自分を大切に優しく接する
- 一人で過ごさない
- 同じ仲間を見つける
- 専門家に頼る
悲しみがあるからこそ、自分に優しく慣れたり、仲間の存在の大切さを知れるきっかけになる
「心が晴れる日が来るのかな」とか、それさえも考えられないほど心身ともに悲しみに押しつぶされているかもしれません。
しかし、私たちは子供の頃から、些細なことだったり大きなことだったり、色んな悲しみを経験してきているはずです。
そして成長する中で、私たちはそれを乗り越えて今に至っている、と私は考えます。
これからもきっと悲しみを乗り越えることができる日が来る、と私は信じていますので、この記事が悲しくて辛い思いをしている方のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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